6月18日の自然栽培レストランにんにくコース料理

年に数日だけの旬/免疫力アップの美味しい予防紫のにんにくのフルコース料理と一流シェフと自然栽培農家の対談を行います

Day:6/18 Sun. 18:00-21:00pm

Place:MOMINOKI HOUSE

Add  :東京都渋谷区神宮前2-18-5

Fee   :8,999円 drink別  

   ( キャンセル3日前から半額前日当日は全額)

Reservation: info@mikids.jp  締め切り6/15

https://forms.gle/tQp2Ere9uksP8hFSA

自然栽培では農薬や化学肥料はもちろん、有機肥料も入れません。自然と共存しながら育てた野菜は香りと甘みが違います。冬に土が凍る氷点下の河口湖で育てられた北海道在来種のニンニクは栄養が凝縮されています。国産のニンニクの芽は0.4%で乾燥前の生ニンニクも市場に殆どでません。水分が多く瑞々しいです。生と芽を一緒に食べれるのは1年で数日だけなのです。都内ではモミノキハウスのみです。ぜひお楽しみください。

免疫力アップDinner party

年に一度一日の旬の旬を楽しむよ

●開業47年目の日本初の自然栽培レストラン「モミノキハウス」オーナーシェフ

Eiichiro Yamada

東京生まれ。芝パークホテルでフランス料理を習んだ後渡米、ペンシルヴァニア州での修行後、ロンドンのローリーズ・レストランで働きながら勉学に勤しむ。帰国後、日本CI協会リマクッキング師範課程修了。1976年、原宿に日本で初めての自然食レストラン「MOMINOKI HOUSE」をオープン。全国の自然栽培農家から慕われ、彼らから届く生命力に溢れた野菜たちの味を最大に引き出しお皿を彩る感性と直感の天才。NPO法人日本スローライフ協会理事、NPO法人ナチュラルフードプラネット理事長。

https://www.mominoki-house.net/

●自然栽培にんにく農家・TAKASHI SAKAI

東京生まれ。グルーブ系音楽の作曲家(所属バンドでBEAMS RECORDSからリリース、アレンジ担当曲はUKクラブチャート1位に、フリーでCHANELやYAMAHA、印米合作映画の楽曲提供などの実績)を経て日本の農業を真剣に考えたのは15年前。先駆的有機農家の大平農園と赤目自然農塾で学び2016年に山梨県富士河口湖町へ移住。在来種固定種を自家採取の末、適所のにんにくに絞り込み昨年から出荷可能な量に達し販売開始中。

●Seed Cafe、こだま農園・YUSUKE IWANO

治療家・トレーナーとして、健康の本質を学びにインドへ、そこでヨガ、アーユルヴェーダ、「食」と出会い、健康の土台を作るのに食は欠かせないことを知る。帰国後、食の原点である自然栽培農家として静岡県富士宮にて就農。またMOMINOKI HOUSEでは料理を学び、2020年にSeed Cafeを富士宮にオープン。オーガニックコミュニティを形成し、生産者や地域の人と共に給食を有機野菜にする活動を含め『食』『健康』『環境』をテーマに活動。東京と2拠点生活。

●空気デザイナー・MIKI KAWAJI(ファシリテート担当)

エコデザイン、サステナブルデザインを学びエネルギーや地域資源、教育に関するコンサルを含めたクリエイティブ業務に携わる。子供達に種や自然を繋ぐ自然栽培農家が食べていけるモデル作りを目的としたグリーンキッズファームを2019年より開業。天候や植物の状況の分析改善、体力、判断力、味覚を研ぎ澄ます自然栽培農家は最高にクリエイティブでカッコいい職業だと伝えることに燃えている。将来料理人になりたいという11歳の1人息子の母。息子が産まれた世田谷区と河口湖をつないで、交換留学ができたらと構想している。

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トークテーマ  

食べ物と健康について、自然栽培を選ぶ理由について

都市と農村をつなぐ地域コミュニティの試み報告と

農育、食育の本質と未来について

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企画について

今、日本の農業は二極化していく傾向にあります。 ウクライナとロシアの戦争は、食料はもとより肥料の輸入にも影響を受けています。 日本は、何が入っているかわからない汚泥を肥料として販売したり 操作された種が流通させたりする流れを打ち出しはじめています。 環境課題が山積どころか、私たちの食の安全性が今までより注視しなくては いけないような状況です。

肥料は有機肥料であっても、土壌を汚します。健康的にも硝酸態窒素のリスクもないとは言えません。 自然栽培は、外から何も持ち込まず、その土地にあった野菜や品種を選び その種を採り続けることによって、適用させていきます。だから肥料を必要としないのです。 過酷な土地でも育つ野菜には生命力が溢れています。 有機JASは、農薬や肥料を使用を認めていて、維持に年間費が高く 家族経営の零細農家には手が出せず、また、それより上の基準の農家は習得しない所が多いようです。 限られた顧客と信頼関係をむすんで、そこだけに出荷すればいいからです。 自然農やパーマカルチャーなど 環境にやさしい野菜づくりは、量を作ることは難しいとされています。 ですが、自然栽培は自然の力を借りながらも人の手を入れて栽培して販売するといった 量も目指す考え方があります。

せめて子供達には、安全で健康を考えた食糧をと考えた時 その食糧を作る農家が沢山いなくてはいけません。 健康な野菜を食べたい、環境を守りたいという願いを叶えるにも 農家が沢山いなくてはいけません。 でも自然栽培農家はごく一部です。

それは何故でしょうか? みんながストーリーを知らないから、美味しさも知らないから? とても手間のかかる作業をしているから高くなってしまうけど それを知らないから、高い!という理由で買われないから? 開業47年目の自然栽培レストランのモミノキハウスの山田オーナーシェフは その本質を50年近く前から見抜き、皆さんにストーリーと美味しさを 提供してきました。 そこには、直感や感性の豊かさが隠れていたと知りました。 料理人は、クリエーターとして最高峰にいる人です。 五感を研ぎ澄ませ、味覚も網羅し、空間も演出しなくてはいけません。

今回、お話する自然栽培農家は、異業種からの就農です。 なぜ、自然栽培を選んだのか、なぜMOMINOKI HOUSEさんなのか 答えは明確です。クリエイティブを極めていけば、アンテナが鋭ければ 必ず、ここに辿り着くからです。 世界的には、自然栽培というワードより、ジェネラティブ農業という方が 浸透しているようです。環境を再生するという意味ですが、有機肥料は使います。 不耕起栽培ともうたってますが、自然栽培では、微生物の力を借りるために 上部だけ耕すなどは生産性を高めるために必要とする方法もあり 全く同じ農法ではありません。 ですが、世界中で、食糧の安全性は重要視されているのは間違いありません。 違う農法を批判する必要は全くありません。 どれがその環境にとって一番適切か、柔軟に考えることこそ、農家の腕なのです。

そして農業は農家だけがやるのではなく、今を生きる私たちの健康と、 未来を生きる子孫のために、いろんな職業のみんなが繋がって、 美味しさと楽しさと喜びを共有していくだけでいいのではないでしょうか? 今回、山田英知郎シェフ、酒井崇さん、岩野雄介さんから デザイナーのかわじみきが、各々の想いや、活動内容、将来の展望を お聞きしていきたいと思います。 皆さんとお会いすることを心より楽しみにしています。